大賞はこちらの作品となりました!
いずれ劣らぬ力作ぞろい、ぶっちゃけ予算が許すのならば3、4作大賞を出したいくらいだったのですが、断腸の思いで泣く泣く一つに選ぶことに……そんな中で、この作品は素晴らしい輝きを放っておりました。
繊細に描かれた小物や調度品、そしてヒロインたちの服装が織りなす中東のハーレムを思わせる独特な雰囲気、空気感。真剣な眼差しを向けるマリーに対するリルの微笑、ソファに寝転ぶその肢体はいかにも柔らかそうで、質量すら感じさせます。シャルのすらりとした身体、マリーの細く未成熟な体つきもしっかりと描き分けられていて、色っぽく、美しく、可愛らしい。そしてひっそりと暗がりに佇むオウルとスピナという、細部に至るまで丹念に手をかけられた、全方位に素晴らしい、まさに大賞に相応しい作品でした。ありがとうございました!
投稿者:六つ花えいこ さん
素晴らしい大作!
物語最初の五ヒロインですね。一人ひとりの描き込みも素晴らしければ、全体としてのバランスもとても素敵で幻想的な雰囲気。
微笑むマリーのふんわりとした雰囲気に、リルの何処か悪戯っぽい表情。スピナのたおやかな物腰など、それぞれのキャラクターの表情やポーズも実にらしくて、作品を愛して頂けているんだなあという気がします。
ユニスの腰当てにさり気なく刻まれたYAKANの文字も嬉しいです。
物語最初の五ヒロインですね。一人ひとりの描き込みも素晴らしければ、全体としてのバランスもとても素敵で幻想的な雰囲気。
微笑むマリーのふんわりとした雰囲気に、リルの何処か悪戯っぽい表情。スピナのたおやかな物腰など、それぞれのキャラクターの表情やポーズも実にらしくて、作品を愛して頂けているんだなあという気がします。
ユニスの腰当てにさり気なく刻まれたYAKANの文字も嬉しいです。
投稿者:あめふれ さん
まるで映画のキービジュアルのような、凄まじい迫力と雰囲気を備えた一枚。文句なしの優秀賞というか、ほんと……大賞の枠を……増やして……死ぬ……尊い……って感じでした。この、魔王の名に相応しい威厳と威圧感を備えたオウルさん。超強そう。そして彼を取り囲む三人のヒロイン。ユニスが背中を守り、リルが片腕に侍り、スピナが足元に縋り付く。オウルとの関係性をそれぞれ象徴しているかのようで。猛る炎と荒れ狂う波、疾き刃の風に守られて、果たして魔王は何を見据え、どこへ往くのか――劇場版魔王の始め方、公開未定! といった感じです。素晴らしい!