始まりの魔法使い

あらすじ

原始時代の異世界に、竜として転生した主人公。彼は言葉すら持たない人類に、様々な文明と魔法の使い方を教える『魔法学校』を作ることを思いつく。無限の寿命を持つ不死のドラゴンと、儚く短い命しか持たない人間達の、数百年、数千年に渡る、出会いと別れ──そして愛の、物語。
https://kakuyomu.jp/works/4852201425154953954

『先生』
主人公。死後何故か異世界の火竜として転生してしまった日本人。筋金入りの魔法マニアで、異世界で魔法学校を開くことを思いつく。滅びの化身と呼ばれる火竜でありながら、極めて温厚な平和主義者。

ニーナ
全体を通してのヒロイン。『先生』に助けられたエルフの少女。成り行きで彼の魔法学校を手伝うことになり、無二の相棒として支えていく。クールで皮肉っぽいが、その実情には篤い。

アイ
第一章のヒロイン。先生にとっての最初の生徒。火竜を鎮めるために生贄として捧げられ、そのまま彼の弟子に収まる。控えめで健気だが、一方で頑固で強かな部分も持つ女の子。

ダルガ
原始時代に生きる男。生まれついての魔法使い。先生との戦いに敗れ、彼を兄貴と慕うようになる。粗暴で野蛮ではあるが、認めた相手に対しては気のいい男性。

ユウキ
第二章のヒロイン。ダルガを始祖とする剣部一族の子孫。幼い頃から先生を慕い、次第にその感情は変化していく。常に元気で前向きな女の子。


ニーナの故郷で暮らすエルフたちの守りの司。先生の求めに応じ、留学生の一人として魔法学校を訪れる。おっとりとしているが怒ると怖い、皆を見守る母親のような立ち位置。

ルカ
魔法学校に留学生の一人としてやってきた半人半狼の少女。大人しく引っ込み思案なところはあるが、真面目で優しい。留学生たちの姉的な立ち位置。

シグ
魔法学校に留学生の一人としてやってきたリザードマンの少年。負けず嫌いで短気な癇癪持ちだが、仲間を思う気持ちは人一倍強い。留学生たちの弟的な立ち位置。

リン
魔法学校に留学生の一人としてやってきた人魚の少女にして、第三章のヒロイン。自由奔放でマイペース、誰もが常識だと想っている事にも疑問を抱き、豊かな発想力を持つ。「なんで?」が口癖。留学生たちの末っ子的な立ち位置。

ルフル
魔法大学の第一期生。身の丈3メートルを超える巨人の女の子。体躯に似合わず泣き虫で怖がり。ティアととても仲がいい。

ティア
魔法大学の第一期生。身長30センチ程の小妖精の少女。体躯に似合わず非常に気が強く口が悪い。ルフルととても仲がいい。

ユタカ
魔法大学の第一期生。剣部一族の少年。生真面目で朴訥、マイペース。水色にやけに突っかかられるが、のらりくらりとかわす。

水色
魔法大学の第一期生。エルフの森の守り役の一人。守りの司、紫を下したという剣部一族に興味を持って魔法学校へとやってきた。優雅な猫を被っているが実際はかなりの負けず嫌い。

ユウカ
世界で初めて人とエルフの間に生まれたハーフエルフ。親に似て呑気でマイペースだが、剣の腕は人の成長力とエルフの寿命をかけ合わせ、剣神と呼ばれるまでに成長する。

クリュセ
四章のヒロイン。ある事件によって親を亡くし、先生とニーナに拾われた謎の赤ん坊。奇妙な成長速度と、物の魂を見る不思議な力を持っている。悪戯好きで注意力散漫なところがある。

メル
大学の特別研究員の一人。身も心もふわふわな半人半羊の女の子。精霊魔術に高い適正を持つ。かなりの天然で、全ての理屈をすっ飛ばして真実にたどり着いたかと思えば、何もわかってなかったりする。

アラ
大学の特別研究員の一人。ルカの甥に当たる半人半狼の青年。呪術に適正を持つ。自分にも他人にも厳しいストイックな性格で、かなりの努力家。

イニス
大学の特別研究員の一人。『怠惰の魔女』の二つ名をほしいままにする少女。付与魔術の天才だが、本人は極めて怠惰で努力や訓練を嫌い、自分で歩くことさえ稀。

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